飛雄馬は幼稚園年少(3歳11カ月)から近所のスイミングスクールに通っています。
今年の夏でそろそろ満五年になります。
サッカーを始めるまで週に5回。
野球を始めるまで週に3回。
現在、週に1回なんとか続けています。
クラス分けと進級テスト
スクールは泳力によって12段階にクラス分けされています。
各級、2か月に1回の進級テストがあって、進級条件クリアで合格、進級となります。
どこのスイミングスクールも大体こんなクラス分けだと思います。
10級からスタートして、現在1級(2年生の夏に1級になりました)です。
この上は選手養成コースと選手コースです。
4泳法はすでにマスターしています。
練習では50メートル、100メートル続けて泳ぐ練習もやってます。(1級に進級してすぐは、きつくて泣きながら練習していることもあったようです)
次の選手養成コースへの進級の条件は25メートル
- バタフライ 21.0秒以内
- 背泳ぎ 23.0秒以内
- 平泳ぎ 26.0秒以内
- クロール 18.0秒以内
4種目中2種目の基準タイムクリアで合格、進級です。
年少から始めていますし、スタートダッシュの週5回がかなり効いていて、同級生でも同じ級の子はスクールでも数名しかいません。
今のとこクロールとバタフライが基準タイムには一番近いようです。
次の試験ではクロールだけでも、(あと0.9秒)合格するといいですね。
言い過ぎない、褒めてあげる
嫁さんはテストのことをよく気にして、「今週はテスト期間だからがんばってね」と声をかけていましたが、私は泳ぎに関しても、テストに関してもほとんど話すことはありませんでした。
水泳経験も指導経験もありましたが、技術はスクールの先生が教えてくれますし、テストはマスターする時間の差はあっても、続けていれば必ずできるようになりますので、あえて言ってませんでした。
色んな人から言われても子供は混乱します。サッカーや野球でも同じです。
ただ、スクールに凄ーく行きたくなくて駄々をこねたり、泣いたりしても、がんばって行った時は「よくがんばった」って褒めてました。
妹と一緒に行くはずが、腹が痛いだのと言って、妹が休んだ時でも、ひとりでイヤイヤ行った時なんかは特に褒めてました。
だって、スイミングの練習なんて面白くもなんともないですよね。
辛いだけ。修行です。
夏場はまだいいとして、冬場なんて寒いだけ。
ボケっとしてると息できなくて死んじゃうんですから。
もとは取る
もう一個だけ飛雄馬を褒めてあげたいのが、まだ着替えもろくにひとりでできないころから、ひとりでスクールバスで通い、着替えは先生やバスの運転手さんに手伝って貰って、頭ひとつ大きい上級生たちばかりのなかで練習してたところです。
車で送迎してたのは、初めのほんの数回だけ、見かねて同級生のお母さんが着替えを手伝ってくれることもありました。
妹が遅れてスクールに通い始める頃には「ひとりで着替えができない子供はスクールバス使用不可」のルールも新設されてたくらいです。
今、考えるとなんでそこまでスパルタだったのか?
月会費のもととんなきゃって思いが先走ってたのか?
と考えるところはありますが。(うちのスクールは月会費7,000円で曜日、時間に関係なく、月に何クラスでも受講可能なフリーコースです。ゆえに行かなきゃ損なんです。)
やらせててて良かったと思うこと
- 幼稚園の子供がテストに落ちてがっかりし、合格してすごく喜び、小さいながらもテストに一喜一憂する姿をみて(嫁さんが叱咤激励してるから?)、悔しいとか、がんばったからできたと感じることができたのではと思ったこと。
- 小学2年生になって「学校の水泳の授業で見本で泳がされたと」とても嬉しそうに話してるのをみて、自信がもてたり、努力は報われると感じることができたのではと思ったこと。
- クラスのメンバーも毎回固定されておらず、違う小学校、年上ばかりで友達も作りずらい状況ですが、少しずつ友達ができて、行き帰りのバスの中も楽しそうにしているのをみて、どんな環境でも友達が作れて、楽しむことができるようになったのではと思ったこと。
最初のうちは行きたくなくて泣きまくる飛雄馬をバスに放り込むこともありました。
それから比べると随分成長してくれたもんです。
腕前も同じころの私より全然上手です。